結局、2週間掛かりましたね (- -)ゞ
(しかも、まだ終わってないという…。)
ということで、「YAMAHA VOCALOID Domino 定義ファイル」 を更新しました。
以前のバージョンとは、全然別物になっています ^^;
Domino の CCM 復元機能により、VSQ の解析とかが楽に出来るようになったり、Domino の機能追加により、ノートイベントの値をイベントグラフから変更出来るようになったり、色々と作りやすくなったかと思います。
やはり、Domino の機能追加が大きいですね。
(たかぼーさん、いつもありがとうございます ^^ )
例えば、アクセントやディケイをイベントグラフで変更出来るというのは、結構大きいと思います。
イベントリストだと、表示枠のサイズの関係で、せいぜい 2個ずつ くらいしか表示出来ないんですよね。
イベントグラフだと、4小節くらいは余裕で表示出来るので、フレーズ単位でまとめて編集が出来るようになります。
あと、発音記号を 「挿入 → コントロールチェンジ(複数)」 から入力出来るようにしました。
(「日本語版 発音記号一覧」 or 「英語版 発音記号一覧」 フォルダの中にあります。)
正直、これしか思い付きませんでした ^^;
何も無い状態よりは、入力しやすいのではないかと。
そんなこんなで、何とか形になりました。
とりあえず、Ver 1.00 β ということで、ミスが無いことを祈ります。
正式公開です。
【新曲について】
色々と投げ出しました (´・ω・`)
音色作り や バランス調整は本当に苦手です。
…とか言って、全然練習しないから、いつまで経っても上達しないのですが (- -)ゞ
【MIDI のページについて】
ページを新しくしました。
古いものも、徐々に移動させる予定です。
当分は、昔のデータの作り直し作業が続きそうです ^^;
初期イベントの配置に問題があるため、バージョンアップさせる必要があるのですが、ついでに もう少し使いやすくします。
具体的には、XG2k の 「○○ Parameter」 のような感じで、各音色の初期パラメーターを 「TemplateList」 に登録します。
(「ControlChangeMacroList」 の方だと、コメントデータを挿入出来ないため、「TemplateList」 にします。)
そんなわけで、各音色の初期値をチェックするために、「.sy1」 ファイルの内容を調べてみました。
No. | Parameter | Offset |
---|---|---|
0 | osc1 shape | 0 |
45 | osc1 FM modulation | 0 |
76 | osc1 det. | 0 |
1 | osc2 shape | 1 |
2 | osc2 pitch | 0 |
3 | osc2 fine | 0 |
4 | osc2 kbd track | 0 |
5 | osc mix | 0 |
6 | osc2 sync | 0 |
7 | osc2 ring | 0 |
8 | osc p⁄w | 0 |
9 | osc key shift | 0 |
10 | osc mod env on⁄off | 0 |
11 | osc mod env amt | 0 |
12 | osc mod env Attack | 0 |
13 | osc mod env Decay | 0 |
71 | osc dest. | 0 |
72 | osc1,2 tune | 0 |
14 | filter type | 0 |
15 | filter Attack | 0 |
16 | filter Decay | 0 |
17 | filter Sustain | 0 |
18 | filter Release | 0 |
19 | filter freq. | 0 |
20 | filter res | 0 |
21 | filter amt | 0 |
22 | filter trk | 0 |
23 | filter sat | 0 |
24 | filter vel | 0 |
25 | amp Attack | 0 |
26 | amp Decay | 0 |
27 | amp Sustain | 0 |
28 | amp Release | 0 |
29 | amp gain | 0 |
30 | amp vel | 0 |
59 | arpeggiator on⁄off | 0 |
31 | arpeggiator type | 1 |
32 | arpeggiator range | 0 |
33 | arpeggiator beat | 0 |
34 | arpeggiator gate | 0 |
65 | delay on⁄off | 0 |
82 | delay type | 0 |
35 | delay time | 0 |
83 | delay sprd. | 0 |
36 | delay feedback | 0 |
37 | delay d⁄w | 0 |
66 | chorus on⁄off | 1 |
64 | chorus type | 1 |
52 | chorus delay time | 0 |
53 | chorus depth | 0 |
54 | chorus rate | 0 |
55 | chorus feedback | 0 |
56 | chorus level | 0 |
60 | equalizer tone | 0 |
61 | equalizer freq. | 0 |
62 | equalizer level | 0 |
63 | equalizer Q | 0 |
90 | Panpot | 0 |
77 | effect on⁄off | 0 |
78 | effect type | 0 |
79 | effect ctl1 | 0 |
80 | effect ctl2 | 0 |
81 | effect level | 0 |
38 | play mode type | 0 |
39 | portament time | 0 |
74 | portament auto mode | 0 |
40 | Pitch Bend Range | 0 |
73 | unison mode | 0 |
75 | unison detune | 0 |
84 | unison pan speed | 0 |
85 | unison pitch | 24 |
50 | wheel LFO01 depth sens. | 0 |
51 | wheel LFO01 speed sens. | 0 |
57 | LFO1 on⁄off | 0 |
41 | LFO1 destination | 1 |
42 | LFO1 LCD | 0 |
43 | LFO1 spd | 0 |
44 | LFO1 amt | 0 |
67 | LFO1 tempo | 0 |
68 | LFO1 key | 0 |
58 | LFO2 on⁄off | 0 |
46 | LFO2 destination | 1 |
47 | LFO2 LCD | 0 |
48 | LFO2 spd | 0 |
49 | LFO2 amt | 0 |
69 | LFO2 tempo | 0 |
70 | LFO2 key | 0 |
たぶん、こんな感じです。
Type 系に Offset があるので、ちょっと困りますね。
最初っから、これを調べておいて、これを元に定義ファイルを作るべきだったなぁと ちょっぴり後悔しています。
まあ、手動入力する (変換パッチとか作れない) から関係ないですけど (T T)
ということで、全音色分を手動入力中。
どのくらい掛かるかなぁ…。
デフォルトの 「.sy1」 ファイルはバージョンが古く、値が微妙に異なっているということに気付いたので、下記の作業を行いました。
こんな感じで、全ての 「.sy1」 ファイルのバージョンを 「108」 にします。
それから、「.sy1」 ファイルの値を見ながら、Offset を反映させつつ、ひたすら手動で入力して行きます。
そんなこんなで、「soundbank00」 のみ、入力が終わりました。
…約 10日間、掛かりました ('A`)
当初の予定では Extra Banks Package も含めるつもりでしたが、単純計算で
「6 (bank) × 10 (日) = 60 (日)」
…なんて日数が掛かることになるので、諦めます。
(その間、他の作業が一切出来ませんので…勘弁して下さい。m(_ _)m)
変換ツールとか作れれば、一発なんですけどね。 (- -)ゞ
あとは、「ミスが無いか軽くチェック → 説明書代わりの html を作成 → 公開」 という流れになります。
ミスが無いことを 「心の底から」 祈ります。